もくじ
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- デッド・エンドデッド・エンドの変遷と消滅
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- デッド・エンドの記録
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード 地図
デッド・エンドデッド・エンドの変遷と消滅
2014年10月24日、デッドエンド 消滅
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの行き止まり、デッドエンド。溶岩流により道が塞がれてしまった場所です。この溶岩の上をハイキングしたり、はたまた新たに流れてくる溶岩を探し求めたり、キラウエア火山の中でも人気の観光スポットでした。しかし…
デッドエンド(2010年9月)
パホアの町を襲う溶岩流
2014年「キラウエア火山の溶岩流がパホアの町を襲う」というニュースが、日本でも駆け巡りました。この溶岩流が事の発端です。
飲み込まれたパホアの一部(2014年11月11日)
[Public Domain] U.S. Geological Survey (HVO)
パホアを含めプナ地区の住民が、溶岩流によって孤立する懸念があるため、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードをカラパナ側に繋げるための緊急アクセスルートが構築されることに。
その道路工事のため、「デッド・エンド」は、重機によって取り壊されてしまいました。パホアの一部が飲まれる2週間程前のことです。
重機で取り壊されるデッドエンド(2014年10月24日)
[Public Domain] Hawaii Volcanoes National Park
なお、緊急アクセスルートは、車両で通ることができますが舗装されていません。溶岩をブルドーザーでならした程度のオフロードの模様。また、プナ地区住民のためのルートであり、旅行者や一般の方には解放されません。
参考サイト
End of Chain of Craters Road - Hawaii Volcanoes National Park (※リンク先が削除されてしまいました)
在りし日のデッドエンド
2010年9月のデッドエンド。まさかこれが最後になってしまうとは…。
生き物のようにその姿を変えてきた場所
象徴的な標識「ROAD CLOSED」
溶岩に埋められた象徴的な標識「ROAD CLOSED」も撤去されてしまいました。
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現在の行き止まり(2015年9月)
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの最後の0.5マイルの部分は、ハイカーが歩けるよう開放されているようでした。今回は歩きませんでしたが…。
簡易ロータリー
最後の0.5マイル部分(一般車両は進入禁止)
「緊急アクセスルート」の案内板
売店が復活
なぜか売店が復活していました。観光客は ホーレイ・シー・アーチ に訪れる人たちくらいで、少なそうなんですけどね。デッド・エンド無くなってしまったのは、やっぱり寂しいです。
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